長い通勤時間を、苦痛に感じている看護師はたくさんいる。通勤時間が1時間を超えると、疲労度が高くなる。肉体的な疲労だけではなく、精神的なストレスも溜まりやすいので注意が必要だ。通勤時間が20分以内ならば、心身の疲労を軽減できる。看護師の通勤時間を短縮できるように、寮やアパートを設置する職場が増えている。職場と住居が近いと、通勤にかかる負担が大幅に減る。転職を考えているなら、看護師専用の寮やアパートを用意している求人を探そう。中には、職場まで5分程度の住居もある。特に、夜勤をする職場に勤める看護師に、重宝されている。早朝や深夜に公共の乗り物を使えないために、通勤に不便な思いをすることがあるからだ。
通勤の手段は、地域によって異なる。公共の移動手段が充実している地域では、通勤に電車やバスが使われている。電車やバスの中で音楽を聴いてリラックスしたり、資格試験の勉強をしたりすれば、通勤中の時間を有意義に過ごせる。尚、電車やバスの本数が少ない地域では、自家用車を運転して通勤する看護師が多い。自家用車ならば、時間帯や天候に左右されないところが特徴的だ。ほかにも、職場と住居が近い場合に、自転車を使う看護師もいる。ただし、自家用車や自転車で通勤するなら、保険をかけておくことが大切だ。通勤中に、思いがけない事故に巻き込まれる可能性があるためだ。自損事故や対物補償など、保険の種類は豊富なので、じっくり選んで加入しよう。